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資本剰余金とは何ですか?

差益が出た場合は、その他資本剰余金は増加し、差損が出た場合は、その他資本剰余金は減少します。 過去から積み重なった損失を補てんするなどの理由から、資本金や資本準備金を取り崩すことがあります。 資本金を減らして株主に返金する場合は、資本金の減少額と返金額の差額がその他資本剰余金となります。 資本金や資本準備金を取り崩して損失補てんに充てる場合は、資本金・資本準備金の減少額と損失補てんに充てた額の差額がその他資本剰余金となります。 資本金を減少させるときは、 株主総会で特別決議 を行う必要があります。 株主から払い込みを受けた事業の元手を減らすことになるため、厳格な手続きが求められています。 会社は必要に応じて自社株式を取得することができます。

資本準備金とその他資本剰余金の違いは何ですか?

「その他資本剰余金」は資本剰余金のうち 「 資本準備金 」以外の部分 を表します。 資本金は会社を設立するときに、事業の元手として株主から払い込まれるものです。 払い込まれた元手は、半分を限度に資本金にしないことができます。 資本金にしなかった部分は資本準備金になります。 その他資本剰余金は、 増資、減資、自社株式の取得や処分などの 資本取引 によって発生した剰余金 を表す項目です。 会社法 や会社法制定前の商法はたびたび改正が行われ、そのつど企業の資本取引の規制が緩和されてきました。 資本取引が多様化したことで、資本金でも資本準備金でもない性質のものを、その他資本剰余金として計上するようになりました。

資本剰余金の残高がマイナスになる場合、利益剰余金から補てんすることはできますか?

その他資本剰余金の残高がマイナスになる場合は、例外として利益剰余金から補てんすることが認められていますが、原則として資本取引と損益取引の混同は認められていません。 無料からはじめる会計ソフト!

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